天文学者は星を見ない 著者シム·チェギョン出版文学トンネ発売2021年02月22日。
5月の人文学会は<天文学者は星を見ない>を読んで宇宙と星について話してみました。 『天文学者は星を見ない』は2年前に読んだのですが、今回集まりがあってもう一度読んでみました。 どうやらシム·チェギョン博士が「アルスルインジョブ」に出演して認知度が上がり、本も一緒に人気が続いているようです。 本を読んで各自の感想を自由に分けてみました。
√天文学に対する知識が全くないため、天文学に関する詳しい内容よりは大学で天文学を講義する話や天文学と関連した様々な裏話を中心に読みました。 合間合間にユーモアコードがあって楽しく読みました。√私は望遠鏡を買って子供と月を何年も見たりしました。 後で住宅で暮らすことになったら屋上に望遠鏡を設置して星を眺めたいです。 本は1、2部のエッセイ的な部分よりは3部の非常に短い天文学授業の専門的な内容がもっと興味深かったです。 この部分をもう少し長く書いてくれたらどうかと思いました。 √タイトルの「天文学者は星を見ない」とは何の意味があるのかと思ったら、天文学者たちは主に研究室でコンピューターの中のデータと格闘し、星を思ったより多く見ないということで不思議でした。 主に工学者と観測機器を新しく開発したり、星の距離を計算して研究することが多いそうです。 √ 女性科学者に対する視線(偏見)と最初の宇宙飛行士イ·ソヨンさんについての話を興味深く読みました。 √キム·ヨンハ作家の「殺人者の記憶法」の話が出てきて面白かったです。 認知症にかかった連続殺人犯の主人公が次の生涯に生まれたら天文学者や灯台守になりたいというフレーズがあったそうですが、私はこの本を3回も読んだのにこんなフレーズを覚えていなかったんです。 √自分が好きなことに情熱を捧げながらやっていくことについて考えてみるようになりました。 「普遍的な生き方を変える影響力を持っているわけでもない、そんなことに情熱を捧げる人たち。 信号が到達するのに数百年かかるところに限りなく電波を流し、全宇宙に果たして「私たちだけなのか」を深く考える無害な人々」に憧れて好きだという著者の言葉が心に残りました。 そしてカール·セーガンの「コスモス」について長くお話ししました。 天文学的知識と関心を集めてくれた本でもあり、何か他の人が皆好きだとすれば多少拒否感を感じる人もいれば、反面この本で宇宙に対する関心を持つようになった人もいました。